大阪大学 大学院人間科学研究科 行動統計科学研究分野

セールスポイント

ニーズが高い統計学

理科・文科系の相違を問わず統計解析は諸分野の研究で使われ,さらに,ビジネスにも役立つため,最近では産業の世界でも統計学が注目を集め,ニーズは高いと言えます.その一方で,統計解析のエキスパート・教育研究者は不足しているのが現状と言えます.従って,当研究室の出身者は,大学で学んだことを生かせる就職先に比較的多く着いていると言えます.
2010年以降に修士(博士前期)課程修了生が就職した統計解析に関わる企業に,ベネッセ教育総合研究所(アセスメント研究開発室)・日本たばこ産業株式会社(たばこ中央研究所)・株式会社リクルートテクノロジーズ(ITソリューション統括部ビッグデータ部)などがあります.また,2012年以降の博士後期課程修了生が就職した教育研究機関は,大阪大学基礎工学研究科(特任助教)・関西学院大学理工学部(博士研究員)です.

自由・非拘束・体が楽

研究に必要な道具は,紙とペンと計算機に限られます.計算機といってもノートパソコンで十分なので,研究室でなくとも,自宅や電車の中でも研究できます.従って,特定の場所に居るべき拘束がありません.さらに,実験や調査をする必要がないので,身体の負担はありません.一言でいえば,自由気ままに研究できます.

国際性

数式は世界共通なので,それを使う私たちは,世界標準言語である英語論文を書きやすく,比較的容易に世界に発信できて,国際性を持ちえます.
さらに,外国の同業者とアイデアや進捗をメールで交換して,容易に国際共同研究ができます.現在まで,同分野の研究者が多いオランダやイギリスの先生と共同研究をしました.
なお,論文掲載実績のある国際学術誌は,Psychometrika, Computational Statistics and Data Analysis, Computational Statistics, Advances in Data Analysis and Classificationなどがあります.
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